【簡単】IT転職は未経験でこそ入社するべきススメ

・会社がテレワークとは無縁の世界だから、IT業界に転職を考えている

・未経験でもIT業界って就職できるのか?

・転職の際に何か必須のスキルってあるのか?

本日はこういった疑問にお答えしていきます。

 

・まず仕事の内容を理解する

・IT転職で未経験者が失敗しないための方法

・IT転職に未経験で転職するために必要な方法

 

この記事を書いている私自身は転職を7回経験し、ブラック企業も経験してきました。IT業界には、システムソフト販売をしている会社に未経験で入社し、4年半働いていました。

 

新規・既存のルート営業、販売するソフトのサポート業務全般を任されていました。ちなみに年収でいうと、文具系法人営業で最終年収350万円だったのに対して、IT業界である会社での最終的な年収は最大600万円でした。

 

今回は、コロナで働き方がIT促進されている世の中ですがITとは無縁だぞという友人から転職の相談を受けて、私なりに記事にしてみました。

まず仕事の内容を理解する

IT業界といっても幅広な世界で、自分が何がしたいか漠然としてしまうので、ざっくり業界や職種を紹介してみます。

 

また、個人的なオススメの度合いも一緒に紹介していきます。

 

まずはざっくり業界ですね。

 

  • インターネット・WEB業界
  • 通信業界
  • ソフトウェア業界
  • ハードウェア業界
  • 情報処理サービス業界

 

基本的な業界はこんな感じです。大手になれば、複数の業界をまたにして事業展開している所はざらにあります。

 

また、各業界が全く別の分野かというとそうではありません。

 

通信業界があり、インターネット・WEB業界があるので、各業界がつながっているイメージです。

インターネット・WEB業界

インターネット・WEB業界は、その名の通りインターネットを通してサービスを提供する企業です。

 

分類

WEBサイト制作
WEBサイト制作は、主に企業やお店のHP構築・制作・運営を行います。
インターネット広告
インターネット広告は、リスティング・アフィリエイト・ディスプレイ・アドネットワークなど幅広い種類があります。最近ではYouTuber人気がすごいので、広告収入についてはご存知の方が多いかなと思います。
SNS
SNSは主に、Twitter・Facebook・Instagram・LINEを提供しています。
最近では広告・アプリ・検索エンジンとの提携から収入を得られるようになっています。
ポータルサイト・検索エンジン
YahooやGoogleといった、Webサイトの入り口を提供している会社の事です。
EC
Amazon・楽天・Yahooといった大手のように、モノの取引をネットで行っている事をいいます。
サービスや旅行などもECに含まれます。
職種
WEBデザイナー

サイトの構成やレイアウトなどを決める仕事です。

WEBディレクター

サイト制作やプロジェクトの監督・指揮・管理する人です。プログラマーとデザイナーとクライアントの間に入って、WEBコンテンツを作る事が目的とされます。

 

代表的な企業

・Google・Amazon・Facebook・LINE・楽天・Yahoo!・GMO・リクルート・DMM

 

向いている人

インターネットが好きで、各会社のサービスを良く使っている人です。身近な業界で、ブロガーの皆様も私含めてWeb系に分類されます。

 

IT業界の中では1番メジャーな世界なので、Web系で仕事をして他の業界に足を運んでみるという形がオススメです。

 

将来性

他の業界に比べても、コロナの影響でも不況を見せない業界だと思いますので、将来はまだまだ期待できると思います。

 

転職する会社によっては未経験募集している会社も多いので、前述した通りある程度経験を積んで、他の業界に興味があれば転職する。様はステップアップですね。

 

ただし、何事にも将来自分が何をしたいのかは、働きながらでも良いので考えていく必要があります。

 

何も考えずに働く事は思考を停止させますし、このIT業界では生きていけない人間になってしまいます。

通信業界

電話・インターネット・無線といった通信インフラを扱う業界です。このインフラがあってITは成り立つので、相当重要な業界ですね。

 

分類

電気通信事業

固定電話・携帯電話に対して通信サービスを提供する会社です。身近な会社ではスマホのキャリアがそうですね。ケーブルテレビの会社もそうです。

 

職種

セールスエンジニア

営業とエンジニアの両方の要素を持っている職種です。私が経験したのはこのセールスエンジニアに近いです。自社製品の提案・販売後のサポートも行います。

 

この業界だけではなく、他の業界にもこのセールスエンジニアはいます。

ネットワークエンジニア

ネットワーク設計・構築・監視・運用を行っている職種です。1人で担当されている方もいます。

カスタマーサービス

製品、サービスに関するユーザーからの問い合わせに対応する職種です。迅速かつ丁寧な対応が求められる仕事で、私はこのカスタマーサービスも経験しました。

 

代表的な企業

・docomo・au・SoftBank・JCOM・楽天

 

向いている人

スマホの取り扱いやTVを良く見る人は向いていると思います。後は物を覚えるのが得意で、常にインプット・アウトプットが出来る人ですかね。

 

私が経験したセールスエンジニア・カスタマーサービス両方共、新しい商材が出たらすぐに覚えて自分の物にする事が必要でした。

 

将来性

こちらの業界が無ければIT業界が成り立たないので、まだまだ安泰の業界です。しかし、様々な企業の参入もありますので大手に入社出来たから将来安泰とはいきません。

 

代理店等、未経験で募集している事が多い業界でもあるのでIT業界を経験するには良いかもしれません。

 

ただし、常に勉強しないと生き残れないくらいサービスが変化していくので、ある程度覚悟を持っていた方が良い業界でもあります。

ソフトウェア業界

昔から馴染み深いOS・アプリケーションを取り扱う業界です。今ではソシャゲやアプリゲームを通して賑わいを見せている業界です。

 

分類

受託ソフトウェア

クライアントの要望をヒアリングし、課題を解決するシステムの開発を行います。

パッケージソフトウェア

汎用的な利用を考えて設計されている既存のソフトウェアです。こちらはカスタマイズがあまり出来ないですが、先に開発やら何やらを行うので、当然価格が決まっている状態で販売されます。

 

職種

セールスエンジニア

営業とエンジニアの両方の要素を持っている職種です。私が経験したのはこのソフトウェア業界です。パッケージソフトの販売を行っていました。覚える事が多く大変でしたが、その分スキルアップは出来たと思っています。

プログラマー

ソフトウェア開発の基本軸になる職種がプログラマーです。言語が多数あるため扱う言語によって仕事が変わります。

アプリケーションエンジニア

アプリ開発を行う職種です。最近ではゲームアプリが流行っていますが、昔からあらゆる企業がITソフトや企業の業務の効率化を図るためにアプリを導入しているくらいメジャーな職種です。

システムエンジニア

システム開発の総合的に関わる職種です。クライアントの要求を加味して、上流工程を担当する重要なボジションです。予算や人員、進捗状況も確認するといったマネジメント能力も必須です。

 

代表的な企業

・Microsoft・Google・サイバーエージェント・SQUARE ENIX

 

向いている人

ゲーム好きな人や、PC全般が好きな人だと思います。私がいた会社の人達も漏れなくPCが好きだったり、スマホやタブレットに詳しかったりという人が多かったと思います。

 

逆に好きじゃない人がいると、覚える事も多いですし辛くなって辞めてしまう人も多いのが現状です。

 

将来性

他のIT業界と一緒でまだ将来は安定していると思います。ただ、進化の波が1番激しい世界だと思います。ソフトウェアもローカルに落ちる開発をしているソフトは、クラウドを基盤としたソフトの波にのまれつつあります。アプリも凄まじいスピードで変化しています。

 

ただ、時代が移り変わったとしても柔軟に対応できる業界であると思いますので、そう言った意味でも安定していると思います。

ハードウェア業界

PC・スマホ・周辺機器といったハードウェアの企画・設計・開発・販売を行う業界です。

職種

組み込みシステムエンジニア

機械に組み込まれる開発や設計を行います。最先端の技術や知識がないといけない職種でもあります。

 

代表的な企業

・Apple・DELL・SONY・Panasonic等

 

向いている人

高度な知識が必要となり、言語も必要となるので、未経験や初心者には難しいと思います。

もしも未経験で挑戦となると、プログラミングの学校に通って勉強したり、専門知識を習得できる学校に通う事が必須と言えるでしょう。

 

将来性

他のIT業界と一緒で、こちらの業界も安定していると思います。ITを利用する媒体が無ければ意味ないですからね。

情報処理サービス業界

情報システムの構築・運用に関係する企業が情報処理サービス業界に含まれます。主にコンサル系の業界ですね。システムの構築・運用だけでなく、業務効率化提案をし保守までカバーしています。

分類

SI

System Intergrationといい、クライアントからプロジェクトを受注し、要望に応じてシステムの開発から運用まで一貫して担当します。

SES

System Engineering Serviceは、技術者派遣サービスです。クライアント先に常駐してサービスを請け負うパターンが多いです。

 

職種

ITコンサルタントセールスエンジニア

クライアント企業のIT戦略からシステムの見直し、新システムの導入提案、動作検証を行うのが仕事です。セールスエンジニアも近い物があるので、同義にしている会社も多いと思います。

 

代表的な企業

・NTTデータ・富士通・NEC等

 

向いている人

まずはPCやネットが好きな事が前提条件で、その上でお客様と対話してニーズを聞き出す事が出来ないといけないので、コミュニケーション能力が必須です。

 

そう言った事が得意な方にはかなりオススメの業界と言えます。私も経験しましたが、お客様に自分の提案がハマって、改善を喜んで下さるのはモチベーションが上がります。

 

将来性

他のIT業界に比べると結構堅い業界なので、安定はしていると思いますが劇的な進化をしたりという事はあまりないかもしれません。

 

ただし、コンサル系はフリーランスに慣れたりと将来の展望が望める仕事だと思うので、未経験募集している会社があれば経験してみるのもありだと思います。

IT転職で未経験者が失敗しないための方法

将来やりたい事を考える

まずは自分自身が将来やりたい事を考えてみましょう。その上で業界と職種を決めていけば、ある程度道が見えてくるはずです。

 

転職を行う上で最も重要な要素です。自分がどういった将来にむけて、スキルアップしていくのが重要なのかを考えられるからです。

 

私の場合、派遣やアルバイトをしている時にPCやスマホが好きだと感じて、IT系のカスタマーサービスに転職しました。そこで働いていた時に、営業にも挑戦したいと思い営業職ができる会社に転職しました。

 

1番大切なのは、挑戦し続ける事ですね。

独学で勉強する

これも非常に重要です。将来やりたい事が定まってきたら、自分が何を勉強しないといけないのかも見えてくるはずです。

 

Web系

ライターやブログがオススメです。TVの特集でも最近良くみるのですが、フリーランスでのWEBライターが流行っていたりしますよね。こういった方は大抵の方がランサーズという所で案件を取っていると思います。単価の安い案件も多いですが、経験値を溜めるために挑戦してみても良いと思います。

 

ブログは私もしているので、かなりオススメです。働く場所も時間も自分で自由に決められますし、副業としてもオススメです。

エンジニア系

こちらは本格的に勉強が必要です。独学で何かする場合は、まずはプログラミングの勉強をする事をオススメします。転職サイトでも良く求人を見かけるのですが、未経験でも採用してくれる会社はあります。

 

コンサル系

コンサル系に関しては、未経験募集でも良いのでまずは就職して経験してみるのが一番の勉強です。私が1番長く経験した職種でもあります。正直経験値がないとクライアントから要望を受けて改善提案なんて出来ません。

 

ただ、経験値を積んである程度働く事が出来たらスキルアップは間違いないと思います。

IT転職に未経験で転職するために必要な方法

今までの内容を踏まえると、正直IT転職で未経験者か経験者かはあまり重要ではないと思います。

 

未経験者でも会社側は育成して売上に貢献してもらおうという会社が多いからという理由が大きいですね。もちろん全ての職種に未経験でつけるわけではありませんが、例えばIT業界の営業として経験を積んでSEといったエンジニアに転職する、なんて事も考えられると思います。

 

失敗しない方法でも言っている様に、独学や将来の事を考えたりと努力は必要になると思いますが、誰でも挑戦できるのが良い所だなと思います。

 

では実際に、IT転職するための方法をお伝えしていきます。

転職サイトに複数登録する

ここまでの記事を読んで頂いたら、あなたが真剣に転職を考えて読まれているという事だと思いますので、まずは転職サイトに登録をしましょう。転職エージェントも利用する事をオススメします。

 

転職サイトは複数存在していますし、サイトによって広告を出している企業が少し違ったりしています。

 

転職エージェントは、担当の方と直接会って自分の今までの経歴をみて、オススメの企業を紹介してくれるサービスです。エージェント会社によって抱えている案件が違う事が多いです。

 

以上の事を踏まえると、複数の転職サイト・転職エージェントに登録する事を強くオススメします。登録に費用はかかりませんので、できれば3社〜4社は登録したいですね。

登録しておくべき転職サイト

私のオススメは以下の転職サイトです。

 

技術者、営業、企画など求人多数!正社員転職ならtype:大手企業案件が多く、限定オファーや非公開オファーで紹介をもらえます。IT系の企業も多数登録されているサイトです。

優良企業への転職情報ならdoda:大手案件も多く、限定オファーや非公開求人が結構多い印象です。私もエージェントの方にお世話になった事がありますが、親身に相談に乗って下さり印象が良いです。

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト:入社前に会社の口コミを調査できる転職サイトです。ブラック企業かどうかのチェックには必須サイトなので、必ず登録しておきましょう。

職務経歴書や自己PRは100%記入する

転職サイト・転職エージェントでは、WEB履歴書として自己PRや志望動機を登録する場所があるのですが、必ず細かく簡潔に記入しましょう。そうする事により、限定オファー非公開案件を紹介してくれるようになるのです。

 

限定オファーに関しては、比較的角度高めの案件で書類選考を通過しやすい傾向にあると思います。

 

限定オファーを出してくる流れが、先方企業があなたのWEB履歴書を読んで興味があるので限定オファーをあなたに届けてくれる、という流れだからです。

 

要するにお互い興味がある同志なので、角度高め案件がめちゃくちゃ多いという事です。

 

私はこの限定オファーや非公開案件で転職を繰り返してきました。

 

ただしそのためには、最初は結構しんどいですが各サイト全てでWEB履歴書を100%仕上げる必要があります。ただ、登録してしまえば後は楽なので最初にしっかりと記入しましょう。

最後に

今回はIT転職について、未経験でも十分に挑戦できる事が分かっていただけたと思います。もちろん勉強しないといけなかったりしますが、今の会社に満足していなかったり、抜け出したいと思っている方には挑戦する価値があると思います。

 

仕事で時間がなかったりしても、転職サイト・転職エージェントに登録しておけば相手先から魅力的なお誘いを頂ける事が多いので、登録だけは必ずしましょう。

 

登録〜転職成功までは約3~6ヶ月は見ておいた方が良いです。

 

その間、自分がやりたい事を見つめて挑戦していきましょう!

 

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