・複数企業に対して同時に転職活動はしても良いのか?
・面接で他者への応募を聞かれたら何て返せば良いのか?
本日は、こういった疑問にお答えしていこうと思います。
・転職活動で複数企業に応募しながら面接をこなす方法〜目標設定〜
・転職活動で複数企業に応募しながら面接をこなす方法〜面接の対策〜
この記事を書いている私自身は転職を7回経験し、ブラック企業も経験してきました。IT業界には、システムソフト販売をしている会社に未経験で入社し、4年半働いていました。
私が転職の際に複数企業への応募で、面接の際に経験した失敗や成功の体験を元にポイントになる部分を紹介していきます。
転職活動で複数企業に応募しながら面接をこなす方法〜目標設定〜
複数応募は10社を目標に
複数企業への応募はマイナスではなくプラスです。
これは転職サイトでも結構紹介されていますが、間違いなくプラスです。なので、目標としては10社応募してみましょう。
10社というのはあくまでも個人的な見解です。10社くらい転職活動で応募しないとい自分がやりたい事やどんな会社が良いのかが見えてこないからですね。
私自身大手転職サイトを4つ使い、1回の転職で10社以上応募していました。複数応募したとしても、面接から内定を貰える会社はごく一部です。
回数が増えると見えてくるポイントがあるのですが、それは会社選びには一貫性を持った方が良いなという事です。
全くバラバラの業界・職種に応募しまくってしまうと、志望動機の内容も1社1社かなりの書き直しが必要になり、面接もチグハグの回答になってしまいます。
IT業界のシステムを販売するための営業に挑戦したいという明確な目標があって転職活動をするのか、とりあえず転職が出来たらそれで良いと思って転職するのかでは、転職で出会う会社の違いは明白です。
もちろん転職活動に当てられる時間は有限です。
そんなに活動しなくても良い会社に巡り合う事は出来るよ!と思う人はいると思いますが、人生の分かれ道である時間を妥協しないためにも、あくまでも目安ではありますが10社は応募しておきましょう。
転職活動で複数企業に応募しながら面接をこなす方法〜面接の対策〜
転職活動で複数企業に応募しながら面接をこなす方法として、複数応募した後に待っている山場はなんといっても面接ですよね。
自分はどっちかというと根暗な方で、緊張しまくってしまうので、面接はかなり苦労しました。
そんな私の経験から、転職活動で複数企業に応募する時の面接の対策をまとめてみました。
業界・職種には一貫性を
先程も述べておりますが、業界・職種は一貫性を持たせましょう。
面接に対峙する人事の方は人を見るのに長けている方ばかりです。
一部ブラック企業の場合は例外で、素人の様な人間が相手の場合もありますが、大体が慣れている方ばかりです。
私の場合、転職3回目くらいまでは転職サイトで口コミが良い会社にばかり応募して、業界・職種共にバラバラでした。
そういった気持ちで面接にいくと、大体が1次面接で落ちていました。
「きちんと会社や職種を理解しているか」
「会社にとって雇用すると有益になる人材か」
「自分の軸を持っている人なのかどうか」
人事の方はこういった事を念頭に置いて面接しているので、取って付けた様な事しか言えない人はすぐ見抜かれてしまいます。
IT業界のシステムを販売するための営業に挑戦したいという明確な目標があって転職活動をした時は、志望動機や面接対応が一貫していたため、10社受けて7社は面接合格2社内定が貰えました。
私自身の経験からも、業界・職種は一貫性を持たせて面接に挑んだ方が良いと思います。
嘘はつかない
面接の際の基本中の基本です。嘘は絶対につかないようにしましょう。
嘘をついても相手は人事のプロです。少しの違和感も見抜かれてしまいます。また、内定をもらい入社した後に面接でついた嘘が尾を引く事があります。
私も一度、転職活動していた内の1社の面接の時に、好きでもないゴルフが好きだと言った事がありました。
その会社のHPを面接前にチェックしていると、福利厚生でゴルフに行く人がいるという記事をどこかで見て、「趣味はありますか?」と聞かれた時にとっさに答えたのです。
その会社で内定を貰い、入社した後の歓迎会で面接担当してくれた方が飲みの場でゴルフが趣味という話をされてしまいました。
その方は何も悪くないですが、後日仲間内だけでゴルフする事になってしまいました。
ゴルフセットも持っていない、ゴルフ場に行ってプレイしたこともないのにです。笑
もちろんセットも買って打ちっぱなしで練習して参加しました。転職でただでさえお金がないのにすごく痛い出費でした。
こういった事が起こらないように、面接の場だからといって決して嘘はつかないようにしましょう。
志望度は高くする
複数応募しているからといっても、1社1社の志望度は毎回高く設定しましょう。
面接の際に志望動機等聞かれますので、その会社の志望度が低い人の回答はやはり落ちやすいと思います。
複数企業での転職活動の際、毎回毎回志望動機を考えるのはかなり大変なので、前述している業界・職種の一貫性を持つ事が非常に重要になります。
というのも私の場合、業界・職種は同一に絞ってからは自己PRと志望動機の作成はほぼ使い回しでした。
会社によって志望動機は少し変化させる事が重要ですが、1から全てを構築するのは時間の無駄だと感じたので、そうしていました。
正直それでも作り込みはしっかりとしていたので、書類選考は大体通っていました。
そこまでは使いまわして問題ないですが、面接までにしっかりと志望動機を仕上げる事が大切だと思います。
そうする事により、面接での回答に困る事はないですし、実際その会社で働くイメージややりたい事が考えられるのでオススメです。
従って、1社1社の志望度は毎回高く設定しましょう。
他社の選考過程や内定状況は正直に
他社の選考過程は正直に回答しましょう。
これは面接日程調整の際に他社とのバッティングを避けたり、その会社での入社までの期間を検討したりするために聞かれる事が多いです。
嘘をつかない事に共通しているのですが、ここで嘘を言っても相手はプロなのですぐに見破れられてしまいます。
私も転職活動中は複数企業への応募が当たり前だったのですが、一度だけ失敗した経験があります。
第2志望だった所から内定を頂いた最終面接の際に他社状況を聞かれて、他の企業への転職活動はないと答えたのです。
その後内定を頂き入社準備をしている時に第1志望だった企業からも内定の連絡を頂きました。
第2志望だった会社はすでに入社のために必要なPCや携帯の準備もされていたため断る事が出来ず、第1志望の会社にお断りの連絡を入れたのです。
こういった事が現実に起きてしまいますので、決して嘘をつかずに調整しましょう。
相手はあなたよりも採用に精通したプロなので、悪印象になる事は決してありません。逆に嘘をつこうとしてしどろもどろになる方がダメだと思います。
なので、選考過程は正直に回答しましょう。
最後に
最後にポイントをまとめました。
・複数企業への応募は10社目標にしよう
・業界、職種には一貫性を持たせる
・面接で嘘はつかないようにする
・志望度は1社1社高くする
・他社の選考過程や内定状況も正直に話す
今回まとめたポイントを、是非皆さんの転職活動に取り入れて見て下さい。
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