・転職した回数が多いと、人生不利になると言われた
・転職した回数が多いと、書類選考で落とされてしまう
本日は、こういったお悩みにお答えしていこうと思います。
・転職回数に限度はない
・転職回数が多い人材が嫌われる理由
・転職回数が多くても採用を貰うためには
この記事を書いている私自身は転職を7回経験し、ブラック企業も2社経験してきました。
私が転職活動の中で感じたのは、転職回数に限度はないという事です。
悩んでいる方も多いと思うので、記事にしました。
転職回数に限度はない
日本社会では、転職回数が多い=不利になり、人生オワコンとよく言われますね。
でも実際私は転職回数7回ありますけど、7回とも正社員で内定を貰ってますし、年収もアップしてます。
実際に転職してきて1番重要だなと感じるのは、「回数の問題ではなく今までどういった経験を積んできたのか」だと感じます。
転職の回数が多い、限度を超えている=固定観念なんです。
回数が多いからこの人はダメ。そんな判断を簡単に下してしまう会社は逆に入る価値もないと思います。
実際私が入社してきた中にもブラック企業はありましたが、大半の会社の人事の方は回数が多くてもプラス評価にしてくれていたと思います。
要は今までどういった経験をしてきたのかをしっかりと説明できるくらい落とし込みが出来ているのかどうかが重要であり、回数は問題にならないという事です。
もちろん年齢によって見方は分かれますし、会社の大小によっても評価の軸は変わりますが、あなたを評価してくれて必要としてくれる会社は必ず存在します。
固定観念に縛られずに転職活動を頑張るのが1番です。
転職回数が多い人材が嫌われる理由
ネガティブ要素が強いと思われる
実際このネガティブ要素しか理由はないんじゃないですかね?
人事担当者が履歴書に注目する中で、転職回数が5〜7回で、1年未満しか働いていない会社があったりすると、第一印象は×です。
次に見られるのは退職理由です。
仮にここで転職理由が以下の様な理由だとします。
- 残業が多かった
- パワハラを受けていた
- 給与が低かった
- 休みがなかった
正直退職の理由に上がるには十分な内容だと思いますし、半数以上の方がこの理由に当てはまるんじゃないでしょうか。
しかし、こういった理由での転職活動はほとんどが書類選考で落ちると思います。
現に私の場合、転職活動当初はブラック企業から早く抜け出したい事しか頭になかったので、残業が多い事や休みがない事を理由に活動していました。
結果、書類選考で落ちる事が多かったので、何でだろうと考える事が多かったです。
やはり第一印象も悪い、理由もネガティブな人間が自社の役に立って売上に貢献してくれる人材になり得るのかと考えると、ならないので落ちるしかなかったんですよね。
転職回数が多くても採用を貰うためには
ネガティブ要素を排除する
このネガティブ要素を排除する事はとても重要です。
今までの仕事の経験を次の仕事でどう活かしていきたいのか、どういった事がしたくて転職活動しているのか説明できれば、特にネガティブに受け取られる事はなくなると思います。
退職がしっかりとした理由であれば、ネガティブではなくポジティブにプラスに受け取ってもらえるようにもなります。
一例として以下の様な理由は正当な理由として判断されがちかなと感じます。
- 両親や兄弟の事故や介護などの家庭の事情
- パワハラや残業を含めた給与未払いを起こすような会社だった
- 倒産といった会社側の都合
- ちゃんとした理由の元退職、キャリアアップに繋がる退職だった
こういった退職理由は、書類選考時の経歴枠にも理由を簡潔に記載しましょう。
人事の方がちゃんと理由に目を通すような会社であれば、書類選考で落とされるといった事が減少して面接の連絡が増えるようになると思います。
今までの仕事の内容をしっかり説明できるようにする
今までの仕事の内容をしっかりとまとめておきましょう。
これは人事の方に、今まで経験してきた仕事をどのように自社で貢献してくれるパワーに変換できるのか、を説明する時に重要になります。
例えば今まで経験してきた営業というスキルを新しい会社でどの様に活用していくか、売上アップに繋がる動きはどういった形で実現できるのか、とかです。
営業だけでなくマネジメントを行った事があればそういったスキルも重宝されます。
何をしてきたか・何がしたいのか、しっかりとまとめておかないとせっかく書類選考を通過しても1次面接で落ちてしまうと思います。
なので、今までの仕事内容をしっかりとまとめておきましょう。
一貫性を持つ
一貫性を持つ事は非常に重要で、複数企業に応募したとしても、業界・職種は一貫性を持ちましょう。
転職回数をプラスに変換してもらう事により、回数に限度がなくなったとしても業界・職種がブレブレの人はどの面接に行っても話がチグハグになってしまい、人事の方に薄っぺらく感じられてしまうと思います。
逆に業界・職種に一貫性を持って転職に臨んでいると、自信を持って志望動機ややりたい事を説明できますので、人事の方にはあなたの自信が伝わりプラスに聞こえるようになります。
私もIT業界の営業をしたいと思ってからは、未経験でしたが前職で経験した内容をどう活かして仕事をしていきたいという話を面接の時はしていました。
なので、一貫性を持って転職活動は行いましょう。
最後に
今回のブログで伝えたかった事は、「転職回数が多いのは人生オワコンではなく、むしろチャンス」なんだという事です。
何社経験しようが働く信念さえ持っていれば、何社経験していようが関係ないんです。
むしろ固定観念に支配されて周りが見えなくなるよりも、柔軟に対応できる能力や、多くの現場を見たことで視野が広い能力は他の人より高いはずです。
日本社会で働いていると、私もそうですが冷たい目に晒される事が多々ありますが、転職者を快く受け入れてくれる会社が多く存在する事も事実あります。
自分が働きたい場所で働く事を諦めずに、挑戦する勇気を持ってみて下さい。
少しでも悩んでいる方に、このブログ記事を見て頂けると嬉しいです。
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